「地球(テラ)へ・・・」は、1980年のアニメ映画。人気漫画が映画化された作品です。主題歌やOP(オープニング)の動画やあらすじ(ネタバレ)、評価など。ジョミーやソルジャーブルーの声優は?~(三上靖史)
作品紹介「地球(テラ)へ・・・」
アニメーションらしからぬ斬新なカメラワーク、深く登場人物の心理に踏みこんだ描写。画面づくりの巧妙さもさることながら、ともすればアニメーション映画ではなおざりにされがちな声の演出にもその真価は発揮されており、奥行きとひろがりのある劇的空間を構成している。劇映画の監督が作り上げた、アニメーション映画の中でも出色の作品。
監督 恩地日出夫
(1980年 112分)
セルビデオ:2,940円(税込)東映ビデオ
動画
「地球へ・・・」の動画です。
予告編
Youtube(ユーチューブ)の予告編です。(無料映画ではありません)
主題歌
ダ・カーポが歌う主題歌(テーマソング)です。曲名は「カミング・ホーム・トゥ・テラ(Coming Home To Terra)」。
スタッフ
原作: 竹宮恵子
監督: 恩地日出夫
脚本: 恩地日出夫 / 塩田千種
音楽: 佐藤勝
主題歌: 「地球へ・・・」ダ・カーポ
挿入歌: 「愛の惑星」ダ・カーポ
キャスト(キャラクターと声優)
ジョミー・マーキス・シン [ 井上純一 ]
フイシス [ 秋吉久美子 ]
ソルジャー・ブル [ 志垣太郎 ]
ジョナ・マッカ [ 薬師丸ひろ子 ]
グランドマザー [ 岸田今日子 ]
セキ・レイ・シロエ [ 神谷明 ]
マザーイライザ [ 池田昌子 ]
テラズNo.5 [ 増山江威子 ]
トオニイ [ 古谷徹 ]
コンピューター・テラ [ 久松保夫 ]
ハーレイ [ 野田圭一 ]
アルフレート [ 塩谷翼 ]
ゼル機関長 [ 柴田秀勝 ]
ドクター [ 八奈見乗児 ]
エラ女史 [ 野口すみえ ]
キース・アニアン [ 沖雅也 ]
あらすじ(ネタバレ注意)
はるかな未来。限りなく発達するかに見えた人類の文明に大きな翳りが見えてきた。地球の天然資源は枯渇し、環境汚染はとどまるところを知らない。地球滅亡の危機を憂えて、対策が立てられた。
幼年英才都市人工衛星“アタラクシア”の設置である。そこではあらゆる汚染から守られて、子どもたちが教育されていた。14歳の「目覚めの日」を迎えると、子どもたちは成人検査を受け、パスした者のみが純潔な成人として地球に送られる。
ところが、こうして育てられた人間の中から予想もしなかった新しいタイプが発生した。超能力を持った人間である。彼らは“ミュウ”と呼ばれ、エスパーチェックによって検出され、徹底的に弾圧された。
“ミュウ”たちは地下組織を作り、指導者を戴いてアタラクシアの地下に潜んでいた。その指導者の名をソルジャー・ブルーという。